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犬・猫の食べてはいけない食べ物

ヒトが口にしても何の害のない食べ物が、犬猫にとっては死に至る程、重篤な中毒を引き起こす事があります。
どんな食べ物が危険なのか代表的なものを紹介しましょう。

■ネギ類

image001これは知っている方も多いと思います。
赤血球を破壊し、貧血を引き起こす可能性があります。
下痢や嘔吐・黄疸・血尿のように赤い尿(赤色素尿)などの症状が現れます。致死量は個体によってかなり大差があります、加工したのもや、成分の溶けだした汁にも毒性があるので与えてはいけません。

■チョコレート

image002脂肪が多くて甘い匂いなので、犬猫は大好きな味だと思います。
しかし、テオブロシンという成分が、心臓血管、中枢神経を興奮させる作用があります。嘔吐・下痢・興奮・震え・昏睡・痙攣などの症状が現れます。
珈琲や紅茶に含まれるカフェインも同様の作用があり、大量に摂取すると危険です。

■生卵の卵白

image003卵白にはビタミンB群と結合し、吸収を阻害する成分が含まれます。
加熱すると、この成分は破壊されます。生でも卵黄と一緒に摂取することで問題なくなります。

■甲殻類・貝類

image004特に生のままだとビタミンB1を破壊し、急激な欠乏症を引き起こす可能性があります。
下痢・嘔吐・脱水・食欲不振・皮膚疾患などの症状があります。

■牛乳・乳製品

image005与えたことがある方が多いと思いますが、犬猫はヒトのように乳糖を分解する酵素を持っていません。ヨーグルトやチーズも同様で下痢の原因になります。

■キシリトール入りガム(犬)

image006キシリトールを大量に摂取すると低血糖を引き起こし、危険な状態になる可能性がまります。
※1箱で約6.5g(致死量)10kg当たり1g