院長のチョッと聞いてヨ

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ぐるぐる回っていると要注意?

近年、獣医療の進化とともにペットの高齢化が進んできています。それに伴い犬において認知症は増加傾向にあります。では、実際どのような症状が出たら認知症と疑ったら良いのでしょうか。

無駄吠えが増えたり、また部屋の中をあてもなく歩き回り、壁に頭を押し当て立ち尽くしてみたり、同じ方向にグルグルと旋回運動を続け、障害物にぶつかっても、後ずさりができず、ひたすら前に歩きたがり、無理やり家具や壁の間に入り込み、そこから抜け出せなくなり吠え続けることもよくある症状です。さらには、性格が温和な子だったのが狂暴になってきたり、トイレを失敗するようになる等、様々な症状が現れてきます。

ひどくなれば昼夜かまわず吠え続け、昼夜の逆転現象が起きることがあります。この昼夜の逆転が始まると、飼い主さんの睡眠不足や精神的な苦痛が重くのしかかり、介護の負担が増加するだけではなく、吠え声で近隣の迷惑になり、深刻な問題に発展しかねません。

これに対応するには安定剤や鎮静剤、睡眠薬などを使うことになります。これにより一時的にでも症状が安定しますが、症状がさらに進めば起立困難になったり、ちょっとしたきっかけで吠え続けるようになり、状況に応じてさらに薬用量を増していくことになります。

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また、小型犬は介護が比較的楽にできますが、大型犬になると、まるで人間と同じような介護状態になることも時折見受けられます。認知症は早期発見早期治療が重要です。

100%予防というわけにはいきませんが、毎日の食事を注意することにより介護のリスクを減らすことができます。特に積極的に摂取したい栄養素を少し例にあげましょう。マグロやサバなどの青味魚などに多く含まれている脂肪酸DHA・FPAや緑黄色野菜に多く含まれるビタミンE・C、lカロチン、フラボノイドが認知症には効果的と言われています。

かわいい愛犬には、少しでも長生きしてもらいたいものですね。認知症予防のために
今からできる食事療法やサプリメントを試してみてはいかがでしょうか。