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たくさん水を飲むと要注意?

身体の全体重の2/3が水分であるということは皆さんもすでにおわかりの事と思います。例えば体重6kgのうち4kg分が水分であるということになります。体にとっていかに水分が重要であるかが再認識できますね。

しかし、だからと言って過度の飲水は病気のサインかもしれないので注意をしなくてはなりません。1日の水の必要量は約50ml/kgです。つまり3kgの動物で150ml、10kgで500mlの水を通常必要とします。50ml/kgはあくまでも目安でありますが、毎日の飲水量は尿の量や喉の渇き、ホルモンや血液の状態で変わります。

また、生活環境や運動量・食べ物・性格などによっても違ってきます。普段より水の容器が空っぽになることが多くなったり、トイレシーツを交換する回数が多くなったら要注意です。体からの水分の喪失は尿や便、呼吸、下痢や嘔吐などから起こります。

では、実際に水を飲みすぎるようになった場合、どんな病気の可能性があるか代表的なものをご紹介しましょう。

まずは糖尿病です。肥満していた子が元気も食欲もあるけど、頻繁に水を飲むようになり、痩せてきたら糖尿病を疑いましょう。猫は痩せさせると糖尿病が治ることがありますが、犬は一度発病してしまうと一生涯インスリン注射が必要になります。発病因子の一つは肥満です。適正な体重を維持するために食事管理をしっかりすることが大切です。

たくさん水を飲む犬

次に腎臓病です。年を取ると多くなる病気ですが、特に老猫に非常に多く発生します。多飲多尿から始まり削痩、食欲不振、嘔吐などの症状が認められ最終的には腎不全になります。完治する病気ではないので早期発見早期治療(食事療法・お薬)で進行を遅くすることが大事になります。

そのほかにも避妊手術をしていない雌には子宮蓄膿症、老犬では副腎皮質機能亢進症(クッシング病)においてもたくさん水を飲むようになります。様子がおかしいなと思ったら動物病院へ早めの受診をお勧めします。